間取り図作成のフリーソフト・エクセルテンプレート

不動産業、収支計算



このページでは、間取り図作成のフリーソフトを紹介しています。
 ・間取り図作成のフリーソフト・エクセルテンプレートの紹介
 ・間取り計画のフリーソフトを紹介
また、魅力的な間取りを計画するために、知っておくと役立つ情報などを掲載しています。
 ・空間や視線の抜けを活用して狭い部屋を広く見せる方法
 ・引戸を利用して広く見せる方法
 ・部屋の仕切り方、ワンルームの仕切り方



間取り図作成のフリーソフト・エクセルテンプレート

SUPER Links

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間取り図・案内図・販売図面の作成ソフトです。パズル間隔でどなたでも簡単で手軽に作成できます。間取図・案内図の作成以外にも店頭用、ネット用、業者間配布図面、消費者向けメール画像など多くの雛型の中から選択して作成することができます。

間取り Planner Plus

間取り Planner Plus

間取りを作成することができるソフトです。間取りPlannerが進化し、間取りプランの検討に利用することができます。メニュー画面を設け、初めての方でもより簡単に操作が出来るようになりました。部品の点数も増えております。

MADRIX 202 (マドリックス202)

MADRIX 202 (マドリックス202)

wordで簡単に早く見栄え良く、家の間取りが作成できるツールです。立面図も超簡単に作成できます。簡単に面積計算のできるEXCELソフトどんぶり勘定くんの機能もあり、ものすごくどんぶり勘定に工事費と設計料その他の経費が算出できます。

無料で使えるワードで簡単間取作成ソフト「間取くん」

Excel DE 間取り図
初心者でも安心、ワードで間単に間取を作成することが出来るフリーソフトです。具材を重ねていくだけの単純作業で間取が作れます。ワード上で作るので間取を様々な形式で保存活用できます。ワードの図形描画機能などで、文字や写真などの組み合わせが可能です。WORD2007をご利用の方はは起動後、表示の横にあるアドオンをクリックして頂きますと具材が表示されます。

Excel DE 間取り図

Excel DE 間取り図
ツールバーのコマンドボタンを使ってExcelで簡単に間取り図が作成できます。自分で作成した図形やパーツを登録し、間取り図作成時に使用することが可能です。テクスチャを利用してオリジナルの間取り図がカラーで作成できます。作成した間取り図をJPG形式で保存することも可能となっています。エクセルが使える人であれば、比較的簡単に操作を行うことができるでしょう。



間取り計画のフリーソフト

まどり

まどり
平面図の設計と検討を支援するソフトです。マウスを用いた簡単な操作で、間取り設計できます。平面図の作成は、あらかじめ用意された部品をメニューから選んで、方眼紙に配置するだけの簡単な作業で行えます。1階の作図をすると、その範囲が2階の図面でも表示され、2階の作図がしやすくなっています。また、階段は、1階と2階が連動するようになっています。家具の配置設計も行なえます。

間取り図作成ソフトMizdori(ミズドリ)体験版

間取り図作成ソフトMizdori(ミズドリ)体験版
不動産仲介業者向け間取り図作成ソフトの体験版です。インストールタイプの快適な操作性とクラウドを利用したデータの共有・保管機能が備わっています。ネット広告にもチラシ広告にも適した間取り図が、日本語でも英語でも、どなたにも簡単に作成できるシステムとなっています。インストール後初回起動日から15日間利用することが可能です。ただし、クラウドを利用した間取り図の共有機能は利用できません。

e-house版『せっけい倶楽部』 [最小構成版]

e-house版『せっけい倶楽部』 [最小構成版]
ハウテック社が提供している「せっけい倶楽部」のカスタマイズ版フリーソフトです。部屋をパズルのように配置していくだけで簡単に間取りを描くことができます。特徴は鳥瞰図(描いた平面図を立体で見る)や外観パースを1つ配置しただけで、誰でも簡単に作れるところです。家具を入れたり、パースや鳥瞰図として確認することで、より想像に近い住まいを事前に確認することができます。

e-house版『せっけい倶楽部』 [フル版]

e-house版『せっけい倶楽部』 [フル版]
せっけい倶楽部フル版には、実際に販売されているサイディングやタイル、金属板といった外装材、和瓦や洋瓦、スレート等の屋根材が色柄含めていくつも入っています。実際に検討している仕様を選ぶことで、建物の外観を3Dでより現実的に確認ができ、またプロに頼むことなく、建物のコーディネートも楽しめます。また、せっけい倶楽部の間取りデータを無料でダウンロードできるようになっています。

ワードで間取り作成 Mardデモ版

ワードで間取り作成 Mardデモ版
WORDで間取りやチラシを思いのままに早く、簡単、きれいに作る事ができます。多彩で豊富な部材を収録されています。デモ版となっていますので、使い勝手が気に入り、長く使いたい場合はライセンスの購入が必要となります。使い方の説明も丁寧に書面で提示されていますので、迷うことなく使うことができるでしょう。ダウンロードするとlzhが保存されますので、解凍をしてフォルダ内にあるインストーラーからインストールを行いましょう。

iiMA

iiMA
間取り図を自動作成できるExcelアドインです。Excelの方眼紙に部屋を色付けすることで簡単に間取り図を作成できます。Excelテンプレートとしての提供ですのでインストールは不要です。ダウンロードしてアドインをエクセルに登録するだけで、すぐに利用する事が可能となります。アドインの登録も簡単ですから、エクセルが使える人であれば、迷うことなくソフトを使用できるはずです。

EXCEL簡単家具レイアウト

EXCEL簡単家具レイアウト
家具、部屋の大きさを表に入力すると、その大きさの図形を表示されます。図形をつかみ、自由にレイアウトすることが可能です。ブックを読み込むことで、ツールバーが作成されます。 家具、部屋の大きさ、名称を表に入力して使います。選択セルの図形表示ボタンを押すとその大きさに合わせた図形(テキストボックス)を表示(名称の色)その図形つかみ自由にレイアウトができます。



空間や視線の抜けを活用

不動産物件資料としてチラシ作成を行うことがよくありますが、CADがなくても、エクセルやフリーソフトを活用することで間取り図作成を行うことができます。
ここでは間取り図作成やチラシ作成の際に魅力的な間取りを計画するための方法を説明します。

視線の通りを良くして、空間を面積以上に広く感じさせることを、空間や視線の抜けをつくると表現します。
視線を部屋のある場所に集まるように計画し、さらにそこに空間の広がりを感じるような工夫をすることで魅力的な間取りとなります。

不動産物件資料を作成する際にはフリーソフトやエクセルテンプレートを利用することで、簡単に顧客を引きつけるチラシ作成ができます。

①ワンルームの狭い部屋を広く見せる方法

ワンルームの狭い部屋であっても、空間や視線の抜けをつくることで広く見せることが可能です。
例えば、同じ大きさの部屋であっても、部屋の真ん中にいるとあまり広さを感じませんが、部屋の隅にいると広く感じることがあります。
これは、部屋の中心にいると自分が認識できる空間の範囲は部屋の範囲の半分となってしまいます。
部屋の隅に立つと部屋全体を見渡すことができるため、広い空間と認識するためです。
同じ部屋であっても、視線の距離によって広く感じることができます。

具体的には、以下のような工夫をすることで、抜けをつくることができます。
・キッチンを部屋の隅に設け、その対角上に窓やテラスを設けることでキッチンに立つと視線が外に抜けていく。
・部屋の長辺方向軸に窓を配置することで視線の抜けができる。
・ダイニング脇やダイニングに座ったときに見える先に窓を配置することで視線が外に抜けていく。

②廊下・階段を利用して広く見せる方法

住宅の廊下、階段は、一般的には壁で囲まれた閉鎖的な空間となりがちです。
しかし、そんな廊下、階段でも工夫次第で開放的な空間とすることが可能です。
例えば、階段のステップだけのオープン階段とすれば、視線の抜けが生まれ、開放的な空間とすることができます。
その他にも、廊下や階段がつながる先の部屋に向けて視線の広がりが感じられるように部屋を配置することで、閉鎖的な空間から開放的な空間へ広がっている印象を与えることが可能です。

具体的には、以下のような工夫があります。
・家の中央に吹き抜けとオープン階段を配置し、吹き抜けを中心に左右対称にスキップフロアで部屋を配置します。
そうすることで、部屋の上下階が吹き抜けを介してつながっているように感じ、空間に広がりを与えることが可能です。
さらに吹き抜けの上部にトップライトを設けるとより効果的です。
・縦に細長い形状の家では、部屋と部屋をつなぐ廊下が必要となります。
その廊下を家を一直線に通過するように配置し、視線の先に窓やバルコニーを配置すると、視線の抜けが生まれ、空間に広がりを与えることが可能です。
また、家の短辺方向にも人の視線が留まる箇所に窓を配置し、外への視線をつくることで、短辺方向の狭さを感じさせないことが可能です。
・地下階や半地下となる部屋には、ドライエリアを設けるのが有効です。
階段で降りた先にドライエリアを配置し、ドライエリアを照明で照らせば、地下へ向かう階段の先を明るい空間とすることが可能です。



引戸を利用して広く見せる

家族で暮らす場合には、部屋をいくつかに仕切る必要があります。
家族であっても、最低限のプライバシーを確保するために、寝室や脱衣所などは仕切ることが多いです。
部屋を仕切るためには、壁の他に扉を設ける必要があります。
扉が閉まっていると部屋は狭く感じますが、扉を開放することで部屋を広く見せることが可能となります。
さらに、扉を引戸とし、引戸を壁の中に収納してしまえば、部屋と部屋がつながっているような印象を与えることが可能となります。
また、必要なときは引戸を閉じれば、プライバシーを確保することも可能となります。

具体的には、以下のような工夫があります。
・ワンルームの部屋でLDKと玄関ホールの間に引戸を設けます。
そうすることで、狭い玄関ホールからLDKへの空間の広がりを感じることができます。LDKの視線の先に窓や庭を配置すると、より効果的です。
・狭いワンルームに隣接する廊下や階段の間に引戸を設けることで、ワンルームと廊下、階段が一体の空間となり、部屋の広がりを感じることができます。
・玄関ホールとリビングを引戸で仕切ることで、リビング空間を玄関まで拡張するだけでなく、プライバシーのコントロールもできます。
普段は開け放して広くできる一方で、来客時には閉めることでプライバシーを確保できます。

このように様々な方法で視線や空間の抜けがある魅力的な間取りが計画できます。
CADが使用できない方でも簡単に間取り図作成できるエクセルやフリーソフトがダウンロード可能ですので、ぜひ挑戦してみましょう。

部屋の仕切り方

部屋を分けるときには、通常壁を使って仕切ると思います。
しかし、ただ壁で仕切っただけでは魅力的な間取り図作成はできません。
ここでは様々な部屋の仕切り方を紹介し、一味違う不動産資料作成の方法を説明します。

また、不動産資料作成に便利なエクセルやエクセルテンプレートが無料で公開されています。
ご自身に合ったものを比較検討してみましょう。

①収納を利用した仕切り

家には収納が必要となります。
また、部屋の使い方が異なれば、その分用途に応じたものが必要となり、それを収納するスペースが必要となります。
しかし、収納を増やせば増やすほど、居住スペースは狭くなり、天井高くまで設けた収納は部屋をより狭く見せます。

そんなときは間仕切りと収納を兼用することで、収納を確保しつつ部屋を区切ることができます。
・ダイニングに隣接してワークスペースを配置することがあると思います。
集中して仕事をするためにはダイニングとワークスペースの間に間仕切りを設置することが有効です。
間仕切りを設置すると部屋が狭くなり、圧迫感を与えてしまいます。
そんなときはダイニングとワークスペースの間に高さ1500mm程度の収納間仕切りを配置すると、圧迫感を与えずに空間を仕切れ、かつ収納スペースを確保することができます。
・集中して料理がしたい方はキッチンをダイニングから見えないように間仕切りを設けるとよいでしょう。
ただし、完全にダイニングとキッチンを壁で区切ってしまうと部屋の一体感がなくなってしまいます。
そこでダイニングとキッチンの間に2m程度の食器棚兼間仕切りを配置し、食器棚上部の空間でダイニングとキッチンをつなげることで部屋の一体感を得ることができます。

②玄関・廊下・階段を利用した仕切り

家には居室、収納の他にも、玄関、廊下、階段などのスペースが必要となります。
都心の住宅では、どうしても面積が狭くなりがちです。
そんなときには玄関、廊下、階段などの通常デッドスペースとなってしまう空間をうまく活用しましょう。

平面的にだけでなく、立体的にこれらの空間を利用することで、ただの通路だけではない空間とすることができます。
・駅近の分譲住宅地では南側前面道路に面した間口が狭くなりがちです。
そこに広い玄関を配置すると、せっかくの明るい家の南面がより狭くなってしまいます。
そこで玄関を最小限のスペースとして、かつ玄関に隣接して配置したリビングより高さを下げるとよいでしょう。
空間を仕切りつつ、リビングと玄関を一体として空間を広く使うことが可能となります。
・階段をリビングに隣接させる際には、部屋の落ち着きを失わないようにするために、昇り口を部屋に対して直交方向に配置します。
やむを得ず部屋に面した箇所に昇り口が来る場合には、高さ1500mm程度の衝立を配置すると、部屋の落ち着きを確保することができます。
・リビングに面した階段は、壁で完全に仕切ってしまいがちです。
階段上を吹き抜け空間として、リビングとつなげることで、空間のつながりを感じることができます。
狭いリビングでも階段上の空間を活用することで広い印象を与えることが可能です。

ワンルームの仕切り方

ワンルームの部屋では、一つの空間にリビング、ダイニング、キッチンの要素を盛り込む必要があります。
それぞれを区切らず、ワンルームとすることで空間を広く使えることができます。
用途の違う部屋が一緒になることで使いづらい空間となってしまうこともあります。

ワンルームのLDKは、広さを確保しながら各用途に合わせて空間を仕切ることが重要です。
・キッチンはものが増えて雑然とした空間となりがちです。
そんなキッチンがリビング、ダイニングに面していると、リビングとダイニングも雑多な空間となってしまいます。
そこで、リビング、ダイニングとキッチンの間に収納も兼ねたボックス空間を配置し、収納上部を吹き抜けでつなぐことで空間の広さを感じつつもキッチンとリビング、ダイニングを仕切ることができます。
さらに、ボックス空間の上部にトップライトを配置すると、全ての部屋に光を落とすこともできます。
・ワンルームでは玄関からリビングスペースが丸見えとなってしまうことがあります。
それを避けるために玄関とリビングの間に壁を設けると、今度は部屋が狭くなってしまいます。
そのような時は、玄関とリビングの間に壁に収納可能な引戸を設けることが有効です。
普段は引戸を収納しておくことで、空間を広く利用し、来客時には引戸で仕切ることで玄関からの視線を遮ることができます。
・リビング、ダイニングとキッチンを仕切る場合には、高さ1000mm程度の袖壁を設けます。
リビング、ダイニングの落ち着きを確保しながら空間としてのつながりを感じることができます。
・同じワンルームにある部屋でも、天井の高さを変えることで間仕切りなしで空間を仕切ることができます。
例えば開放感の欲しいリビングの天井高は高くして、集中して作業したいワークスペースは天井高を低くすることで、同じ部屋でも機能の違いを感じることができます。

部屋の仕切り方だけでも、これだけたくさんのアイデアがあります。
間取り図作成には特殊なソフトが必要と思うかもしれませんが、エクセルやフリーソフトでも十分作成可能です。
不動産物件資料の作成を専門業者に依頼すると、多額の費用がかかります。
自分で作れれば、コスト削減が可能です。エクセルテンプレートなども活用して魅力的なチラシ作成を行いましょう。

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